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『はだしのゲンを読む』
CRACtuve(NoHateTV) youtube.com/live/zsnprTJNO5c?f

菅野完氏の「家族の絆など描かれていない」という指摘に対して、野間易通氏は「家族の絆の物語ではないか」と反論。安田浩一氏の言う様に、問題は「家制度」にあって「家族そのもの」ではない気がする。「家父長制度」の賛美とは、家族が出来たから家に住むのではなく、「家の存続の為に家族は存在しなければならない」という価値観だと思う。

ゲン・隆太・勝子・夏江には「血の繋がり」はないが、れっきとした「家族」であった。そのあり方は前者の方だと思う。興醒めしてしまうかもしれないが、『はだしのゲン』も「物語の構造」によって成立している。だからゲン達は「生家」を失い、物語の最後には「仮の家」を後にするのだと思う。『はだしのゲン』は成長の物語としてもしっかり描けているから「面白い」のだと思う。

何にしても、多くの人に知って欲しい作品。

サムネ見て「ムスビ」の事を思い出した! すまん、ムスビ!

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