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ジョセフ・ヒースの言う「リベラルが体制派になったから反体制派は右翼やネオナチになりカウンターカルチャーを担うようになった」は、まあ合ってる部分もあるけど世界的に見ると現実に即してないと思う。
アメリカでは民主党と共和党の議席は半々ぐらいだし、日本や東欧諸国では右翼的な政府を右翼的な若者が支持している。権威主義国家については言わずもがな。
リベラル側が体制としてある程度盤石の国(ヒースの出身国であるカナダ、北欧、オランダ等)でしか通用しない議論じゃないかなあ。

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反ジェンダー運動の研究でも明らかになっているけど、ネットで差別主義やネオナチが蔓延っている最大の原因は各国に膾炙した新自由主義的な格差社会(必ずしも「グローバリズム」の進展とイコールではない)で、典型的には貧困な白人がリベラルな地域に住む有色人種を羨み差別主義を支持している構図がある。しかしインターセクショナリティの考え方によれば誰もが「被差別側」であるとも言え、問題は人間の平等を認めない能力主義者・格差主義者・資本家の人々だとわかる。

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