1/2日記 230127
念願のBurrowへ行った。
旦那さんがいらっしゃる。アップルパイと、ピスタチオのムースケーキが美しい。しかしながらチョコ好きがこうじてチョコケーキを選ぶ。お店の雰囲気から苦いケーキを想像していたが普通に甘い。甘いもの、そしてあんなに繊細なアート性、とBook Thug NationやBIGLOVEのようなクールな店舗づくりのバランスが凄い。
Katsuまで散歩。40分。全然歩ける。東京でもルーティンに組み込みたいけどどうかな。行きたいところリストアップしよう。
歩いている途中、宇多田と清を聞きながら、ソシュールと恋愛の調和を試みる。あるいは伊藤海彦。1があるためには差異が必要で、そこには出会いと別離がひらかれている。きっかけはなんでも構わないが、私との差異、ほかの人との差異がどんどんあの人を強固な存在感を放つ1にしていくということなのか。まだ言語化の余地がある。難しいが、遠からずな気がする。穂村弘のいうように、恋に落ちるとき世界の深淵にふれて、だから、永遠にふれて、時空がおかしくなってしまう。今の私もそう。困ったもんですわ。
ゆきこさんと会う。これまでの人生、心と身体の話、カカオの話、食べ物のよろこびの話、ハッピーちゃんの話。(つづく)
Dominoの末端に行ったら横浜とディズニーの間みたいなドリーミーな海辺が見えた。ピンクと紫と水色の世界。McNallyにも寄る。東京に戻っても心地よい休日を過ごす方法を考えるが、庭がほしい。だからプロジェクターか大きいポスターで窓の外の緑を作るべきなのではないか。もっとようこそ我が家へ〜と言えるような自分にとって心地よい部屋を作りたい。帰宅。
待ちきれずにBurrowのアップルパイを食す。なんと美しいことか。パイの淵の砂糖たちが雪のようで、東京の寒さに思考を馳せる。大切な人が寒い思いをしているのではと思い少し連絡をとる。芳しい返信がこないので、距離を保つように避けられていたらどうしようと考えても意味のないことを考える。
しばしダラダラ&放心した後シフトがまだだと気づき、やる。結局24時を過ぎてしまう。
今日も起きられた。SoGL楽しかった。好きなひとが、好きなひとの存在を忘れて自分が熱中する環境で、気づいたら、あ、いたんだった、みたいなのがやれる関係性はつよい。負けて悔しい。反省も多く、朝人狼するの早起きできていいけど感想戦もそこそこに仕事に向かわねばならぬのはつらい。あと同じひとと2-3戦やりたくなるので物足りない。
納品でバタつく。昼は3度目のFIVE LEAVES。店員さんに質問して、ついについに理想のブランチフォーエバーにありつける。選択制だったなんて、そりゃ見つからんはずだわ。ビーンズを選んだが最高だった。毎日これがいい。新聞紙から作品が出てくる瞬間がドキドキする。象平さんの黒より黒い紅宇宙が凄い。とんでもないものを見た。女の子と花が結びつくように、男の子と焼きものの景色とは私の中で結びつきやすい。しかしあんなのは格好良すぎるな。
仕事終わり、どうしても喉が渇いてコーヒーを飲みたく、Manhattan Ave.で適当に店に入る。「適当に店に入る」がようやくできるようになった。ほうれん草とミントのラビオリとアメリカーノ、と、チョコレートムース。すべて満足。この日記を猛烈に書く。一昨日あたりのことを割とよく思い出せた。帰りながら明日のことを考える。こーじは男前だし軽やかでまろやか。なりたい。