ゴールデンカムイで女性キャラ(特に未成年のアシㇼパさん)じゃなく成人男性を性的消費対象の中心にしていたのは新しく感じたしミラーリングとして有効な演出だと当時は私も思っていたけど、今となっては結果として『淫夢』に代わる新たなホモフォビアネタを提供しただけなような気がしてならない

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『淫夢』等の前時代のホモフォビアネタはまだ建前として「アンダーグラウンドなネタである」という意識がある程度あったが、ゴールデンカムイは手塚治虫文化賞やら日本漫画家協会賞やらを受賞しているドのつくメインストリーム作品なので雑かつ大手を振って引用されている

やっぱりジェンダー問わず身体をからかったり性的消費をすることは歓迎されることでは絶対にない(歓迎されない表現でもやる自由や楽しむ自由はあるが本来あってはいけないということを忘れてはいけない)、という意識を持たなくてはいけなかった という反省

これ読み返して思ったが「本来、表現したり楽しんではいけない」ということでなく、「本来、現実にあってはいけないのはもちろんどんな場でも諸手を挙げて歓迎されるようなものではない」ということだと念のため書いておく
フィクション表現としてはやる、楽しむ、でも「成人男性だろうが誰だろうが、身体をからかわれたり性的消費されていいわけない」と同時に言わなきゃいけなかったし場も選ぶ必要があった
というか、当時からその点批判している人はいたし作中でどんどん過剰になっていくにつれて拒否感をもつ人は多くなっていき私もそのうちの一人ではあったが、現状を見るに読者として反省がある(あまり誠実な読者でもなかったが……)
インモラルな表現をこれはミラーリングとして有効であるとあたかもモラルのある表現として評価してしまった

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