先週金曜に公開したパク・チャヌクの『別れる決心』を見た。東京に遊びに来ていた韓国友人(先週末無事帰国)が指摘していた「マチムネ("ついに"という意味の大変文語的な表現、らしい)」は序盤でとても印象的に使われていた! 湯唯(タン・ウェイ)演じる韓国で暮らす中国人女性が使う韓国語は韓国人が通常使う語彙や表現とズレており、そのズレがなんだか映画全体に波及していく感じ。パク・ヘイル演じる刑事をはじめ登場人物たちのセリフもそのキャラクターもどこか妙(シュール)な感じ。そしてラストに動揺。そうそう湯唯が「頼もしい男を連れてきた」と言うセリフもあったのだが(多分韓国語だったと思う)、これもなんだかちょっと気になった。もう一度見たくなる。
パク・ヘイルと湯唯の共演を堪能。パク・ヘイルがよい感じにおじさんになっていたのも感慨深い。「昔は美男子だったのに、いまでは…」というようなことを言われてるのについ笑った。ひどいわ、監督w