妻が修論の追い上げで大学なんか滅びろ。何の意味があるんだ。なんの得もない。やつら調子に乗りすぎ。という大学呪詛モードに入っており、苦笑いしている。
これは多分社会科学系学部と人文学系学部の違いかもなぁ。と思ってる。
しかも、妻は社会科学系でも実践系というかメディア系でインフルエンサーやジャーナリストが必ずしも学位を取ってその仕事をしているだったり、座学でなく実践から学んで今の仕事をしている。っていうケースを見てると、そうなるか。と思う。
人文学系ってとにかく座学というか、読む書く分析するという過程をとにかく鍛錬してから学問が始まる。という性格の学部が多いし、自身の研究の結果が自分の生きてる間に見れることって滅多になくて、まぁ何百年後かの誰かの役に立つかもな。みたいなスタンスで。
博物館もそういうとこだし、展覧会がまぁ自分の研究成果をすぐに見られるっちゃそうだけど、そこからまた研究が始まるから...
いつかの何処かの誰かのためにって感じだし。
意味も得もないは常に言われるし、今すぐ何かになるわけでもないし、けれど、専門の機関での長期の訓練と収集場所と、知の集積地としての大学という機関を必要とするので、あんまりそういう思考にはならんやろなー。と思うなどした。