藤子・F・不二雄SF短編ドラマ シーズン2 感想(ネタバレあり⚡️)「マイシェルター」
「マイシェルター」
夢のマイホームめざして働く男性が、核シェルターのチラシを押し付けられる。
核戦争の恐怖に煽られた男性は、果たしてマイホームをあきらめ「マイシェルター」を購入するのか。
たった一晩で身の毛もよだつifを何度も経験した男性だが、結局は現実的な結論に至る。
(おそらく男性は、後々自分自身や家族の思いやりのある一面にも気づくことだと思う。)
そして、その背後にいる人知の及ばない存在から、視聴者には男性の悪夢の謎が明かされる。
寓話的な要素があるストーリーだった。
万が一の事態から身を守る意識は大事だ。
でも、自分だけが助かることに心血をそそぐ人はかえって己の身を滅ぼしてしまうことがほのめかされている。
素敵だけどちょっぴりぞっとするお話だった。