差別者が差別を止めようとして謝ったときに受け入れられなかったら差別者がずっと差別者として温存されることになってしまうから、橋本愛さんが謝った事実はちゃんと認めてあげたほうがいいと思う。

反差別の目的は「差別者を罰すること」ではなく、「差別者を減らすこと」なので、人間のグラデーションのなかでマシなほうの人とは対話した方がいいと思ってる。
差別された当事者が寛容にならないといけないのは不公平なので、周りがどういう構造なのかを説明する感じで。

このtootの「認めてあげる」の部分が偉そうな感じになっちゃったけど、わたしはトランスジェンダー当事者ではないので当事者の方々にお伺いを立てたくてこういう言い回しになってしまったやつです。
「認めて差し上げたらいかがでしょうか」を砕けた言い方にしたくてこうなった。
「認める」も“承認する”ではなくて“認識する”という意味のほうのイメージで使ってる。謝罪をされて許すか許さないかは人それぞれだと思うので。


それはそのとおりだと思います。私も同感です。

あの件は、あの発言が結果として犬笛的に機能してしまい、図らずも本邦の一般的な意識としてトランスヘイト・トランス恐怖が広く膾炙してしまっていることを浮き彫りにした、という方が実態ではないか、と個人的には考えています。

@gizmothemogwai そうですね。
橋本愛さんに厳しい声もありますが、女性の権利について知ろうとするとまずはじめにトランスヘイトが目に入るような現状があって、それを真に受けて発言してしまったあとの軌道修正ができないとなると、どんどんトランス差別が広まってしまいます。
有名人だと尚更、都合良く利用しようとする人々がああやって集まってくるわけですし。
対話できる人とはできる限り対話していきたいですね。

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