加害者と被害者って結構重なるだろうな、ということはよく考える。
わたし自身のことを省みても、自信のなさの裏返しとしてめちゃくちゃ卑屈で、カッとなると相手を傷付ける態度とか言葉を選びがちだし、他者と深く関わることに嫌悪感がある。平均的な日本人が他国と比べて未熟なのも、教育と政治のレベルの低さのせいなのは事実だと思う。
自民党の息子たちとか大企業の役員の子どもたちでさえ、金とコネはあるのにまともな教育は受けさせてもらえずに権力者同士のホモソーシャルの道具として扱われて、社会のことを何も知らずに年だけとっていってる。
ほとんどの加害者は被害者の面も持ってるんだと思う。逆に言えば被害者だからって加害者には絶対にならないわけでもない。

傷付けられると他者を傷つけたくなる。自分はまだ大丈夫って思うために。人よりも優位に立つパワーがあるんだから、と。
差別やハラスメントというのは共感できるか否かというより構造の問題だから、その全てに反対していかなければ加担者になってしまう。例えば人種差別とか性差別とかラベルは違ったとしても、中身は同じく構造の問題なので、「この差別には反対だけどこの差別のことはどうでもいい」なんてあり得ない。

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