ギスギステバ、自分達の世界が消えるのも嫌だけど、自分で戻れる手段がないんならどうしようもないし、それよりも目の前で危機に陥る人を助けずにはおれないから、なんだかんだ戦場には戻ってきそう。「何もしないでいること」が一番できない人っぽい感じする。
「俺が消えたくないとびいびい言って英傑様たちに武器を向けて脅せば、それで消えずに済むと云うんならそうしますが、とてもそうはならんでしょう。仮に俺たち四人ぽっちが結束したところで、今この世界を護る為に集まった軍勢に対抗できるわけはありません」
てぶすくれた顔で言って「ですが、世界を護るために俺たちを踏みつけにして良しとするあなた方を許すつもりはありません」とも言ったのに、リーバルたち英傑に背中をさらして、以前同様に戦場で魔物と戦う姿を見せるので、十代青年リーバルはこの男のことが何も分からなくなって、割り切ったはずの心がどんどんしんどくなっていってほしい(?)
ギスギス中のテバ、拠点には帰ってこないし、作戦行動もしないが、突飛な奇襲作戦とかでない限りは何かいつの間にか戦場に紛れ込んでて魔物を掃討していつの間にかまたどっかの一人野営地に帰るみたいなことしてほしい~。
英傑様に啖呵切って飛び出したのでとても連合軍の世話にはなれんと意地張るくらいがいい
自解釈欲望に寄り過ぎたテバくんはギスギス和解の時に「俺が一番に腹に据えかねたのは。あなたが、俺を信用なさらなかったことです。あなたの世界のために俺を殺して踏み越えていくつもりだと、俺が問い詰めなくともあなたからそうハッキリ仰ってくれるならば、それで良かったのです」とか言いそうだ。
「そう言われたら俺は、『絶対にあなたを許さない』と答えて、それでも変わらずにあなたの隣にあったでしょう」
と顔を歪めてぎらぎらした目で睨みつけながら言ってすぐに苦笑して「大人げないことを言ってすみませんでした。俺は、やはりどうしてもあなたに望みすぎちまう」と言い過ぎた言葉の分は謝ってそう。
リーバルも許してくれとは言わない言えないが、テバとしても許すつもりないし許さない方がこの青年にとってはいいだろうと思ってそう。
「どんな人間関係だって許せないことの一つや二つあるもんです、それはそれとして、俺があなたに憧れている気持ちは変わりませんよ」と努めて平常運転に戻るテバに対して、リーバルは頑張ってもがんばっても中々元には戻れないといい。自分は一度この男に「死ね」と言ったに等しいのに、どうして依然と同じ顔をして憧れの戦士で居られるかって、英傑としての義務感で無理やりメンタル保たせてた分和解後の方が一層メンタルボロボロになりそう。