イスラエルの民族浄化を阻止するために個人ができることのひとつとして【BDS】があります。占領政策に加担している企業をボイコットする運動で、パレスチナ市民自身によって立ち上げられたものであるという点においても重要です。公式サイトで対象企業が具体的な根拠とともに掲載されています。

当初は「私ひとりが消費を控えたところで何かが変わるのだろうか」と、懐疑的だったのですが、複数の専門家がBDSを推奨しており、また、南アフリカのアパルトヘイトを終わらせる上でボイコット運動が大きな役割を果たしたことを知り、考えを改めました。公式のリストを参考にしつつ個人の判断で(かつ無理のない範囲で)取り組んでいます。

【BDS公式サイト】
bdsmovement.net/Act-Now-Agains

【日本語版】
note.com/bdsjapan/n/nf1ee9a929

【重要ポイント!!】
インフラ化しているAmazonやGoogleに対するボイコットは現実的でないため、代わりに技術提供をやめるよう呼びかける署名があります。
notechforapartheid.com/

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【参考:専門家によるBDSへの言及】
「ガザを知る緊急セミナー ガザ 人間の恥としての」(講師:岡真理さん)
02:00:23 - BDS(ボイコット・投資引き上げ・制裁)運動の効果

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「<ガザ危機>元・国連パレスチナ駐在が語る「半世紀におよぶ過酷な占領がもたらした惨状」(講師:髙橋宗瑠さん)1:03:15〜
youtube.com/watch?v=PMsPa1nZdG

【補足1】BDS公式以外にも「イスラエル支援企業」をまとめたサイトを見かけますが、運営者が不明だったり最終更新日が大昔だったりするため参考程度に留めています。確かな根拠のないボイコットは危険であると同時に、標的が分散することで効果が落ちるとされています。

【補足2】私はディズニーをボイコットの対象としています。これは、社が10月12日に出した声明文(イスラエル側の被害にしか言及していない)並びにイスラエル側のみへの200万ドルの寄付を、パレスチナでの虐殺への加担と看做したためです。

なおBDS公式は、ディズニー社ボイコットの根拠を「制作中の映画がイスラエルのプロパガンダや植民地暴力の美化に加担する内容であるため」(端折ってます。詳しくはBDS公式サイトを見てください)としていますが、私はこれには完全に同意した訳ではありません。当該作品の設定を読んだ上で危険視してはいますが、現時点では「限りなく黒に近いグレーに見える」としか言えない状況です。

ウォルト・ディズニー社による声明文の原文↓
thewaltdisneycompany.com/the-w

参照記事:『キャプテン・アメリカ』続編映画、新キャラクターが早くも物議醸す ─ 「パレスチナ問題」どう扱うか
theriver.jp/ca-nwo-sabra-contr

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