「俺の機嫌を損ねず俺の言う通りにしていれば俺の認める範囲で幸せにしてやる」という話なので健全ではないという話。というかマグニフィコ王もバカ正直に願いを叶えられないよ〜とか言わなきゃ良かったのにね!そりゃ返せって話になるに決まっており…でもここまでがんばってきた俺(実際がんばってきたのは間違いない)がまさかそんなこと言われるはずがないという自負があったのだろう。でも彼の悲劇的な背景と功績を鑑みての落とし所があのラストなのではないかな。あれ王位は追われたけどアマヤ女王は生涯いっしょにいてくれるわけじゃん。まぁ、場所は場所ですけど!!
願いを捧げた民は無気力でつまらない人間になる描写があることから願いは希望であり意志でもあることがわかるし、意志を取り上げることで統治しやすい国にする、願いを叶えるという飴をちらつかせることで求心力を維持し続けるための儀式だったわけだけど、プライド傷つけられてブチギレるまでその願いが己の力になるって気づかなかったマグニフィコ王はかわいい。人の願いを眺めて「綺麗だな〜☺️」って言ってただけだから…。