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エーリッヒ・フロムの『愛するということ』じわじわ読んでいて、ずっとぼんやり考えていたが言語化はできていなかったことを誰かが明瞭に言葉にしてくれることって快楽だな……!? と思った 現代の恋愛はものの購買に似ていて、自分という貨幣を使って交換可能な最高品質のものを手に入れることが目的になっている、とか、誰かを愛することが相手次第の一時的な「現象」(衝撃的な恋に落ちた瞬間)と混同されているために、学習と練習が必要な「技術」であると認識することが妨げられているとか 考えてたけど言語化はしてなかったことが好きな文体でずーーーーっと書いてある こういう本に出合えるのは幸運なことだ……

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