きょうはおともだちと会い、仕事の悩みなどを聞いた。彼女は先月わたしの紹介でおなじ職場に勤めはじめたのだけど、すごく責任感が強くて気にしいで、話を聞く限り何も失敗をしていないしできる限りのことをじゅうぶんにやっているし、ラインなどで連絡をとって大丈夫だよよくやってるから自信持ってと何度も声をかけたけど、不安な気持ちがずっとあり休みの日も仕事のことを考えてごはんの味がしないと言っていた。彼女はすごくデリケートだけど自分で助けてと言うことができる子で、担当者に相談して対応してもらえることになったようでひとまず安心。やらなければならない仕事があり、それを求められる水準までじゅうぶんにできている人が、不安で仕事ができない、と言ったときに、できてるから大丈夫と言う以外のことをうちの会社はしてくれるのかと少し見直した。彼女を見てると僕はストレス耐性がある方なのかもと感じる。彼女は生活や趣味やほんとうに何をするにもあまりにも全力でこうじゃないとだめだというこだわりを持っていて、それによって体力も精神もすり減らしてがんじがらめになっているように見える。鈍感でずぼらな僕が彼女にアドバイスできることはなにもなくて、でもほんとうにあまりにもしんどいだろ、と心配で、何かできることはないかとこのところずっと考えている。
「僕に何かできることはないか」というのは少し違って、フィジカルに張り付いてポジティブになれるように働きかけてよくない方向へ転ばないよう監視したらよいのだけど、僕にはそこまでできないという話。してやればよいのに、僕はやらないことを選んでいる。僕は彼女がすごく大変なことをわかっていて、でも自分のお世話だって大変だからなにもかもはしてやれなくて、じゃあ誰が彼女を見守るのって苦しくなっている。気づいている僕がやらなきゃいけないことじゃないの?