※これはあくまで私の解釈です。

先に結論を言うと、
ナヒーダがマハールッカデヴァータを救おうとした時期「虚空」での世界の創世神話が、世界樹の改変により消されてしまったから。

虚空とはサンスクリット語でアーカーシャ(Akasha)と言い、世界を創る為の前段階の空間です。
ルッカデヴァータは世界を維持する為にアーカーシャとナヒーダを創造しました。しかもナヒーダは「最初のアーカーシャ端末」です。
虚空＝アーカーシャ＝ナヒーダとなります。

でも世界樹の化身ルッカデヴァータを覚えている限り世界の汚染は消えません。この時既に世界は終わっていたのです。

プラーナとは古い物語という意味と、創世神話という意味もあり、
虚空劫灰のプラーナは
『世界が焼き尽くされて灰が残っている虚空の時期に世界を創ろうとしている物語』となります。
そして、汚染を消す為にマハールッカデヴァータの記憶をナヒーダに消してもらいます。

こうして『マハールッカデヴァータの死とナヒーダによる世界の再構築＝創世神話＝虚空劫灰のプラーナ』という真実は消え、
残ったのは『世界は終わらずに続いている』という嘘でした…。
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