LGBTQ+がアロシスヘテ違和感フリーの、ありていにいえば近代国家に承認されるベッド事情な（あるいはそう見なされる）御仁以外すべてを包摂できないなら、わしの居場所もないのだ。

ゲイマリッジが法制化しようと、あらゆる性別規定制度がなくなろうと、わたし自身が望ましいかたちで誰かとパートナーシップを築けたとしても、それは変わらないんだ……。

LGBTQ+は、SOGIEと違って、存在を示している言葉だから、つまりコミュニティの連帯を表してるし、どこまで包摂的でいれるかというのはコミュニティのメンバー次第であって、クィアに対して排除的にもなりうる。

私自身、最初、「ペドフィリア」という単語に対して非常にディフェンシブな反応をして告発者たちを追い詰めてしまったことを不当だったと反省しているし、同様の反応を内部に認めたら、反応の前に立ち止まってほしいと願う。

同時に、告発ではなく、安全な場所から、ディフェンシブな反応を笑い、指図し、脆弱なステークホルダーの名前だけを出してリスクを負わせる言説を、わたしは唾棄する。自戒も込めて。。。