Twitterでシベリア抑留の話が流れて来る。
シベリア抑留酷い酷い言うけど、まあ実際酷いが、大戦中中国人は日本に約4万人連行されて強制労働させられて2割以上の8800人くらい死んでる。
死者数は知らんが中国以外の連合国は約3万人だっけか。
旧植民地・朝鮮人は人数分からない。
中国人は確かあれは俘虜じゃなく労務者ってスタンスでしょ。基本。
確か理由は事変で宣戦布告してないから。
あと俘虜収容所に入れて労工訓練所で労務者に身分を変えてから連れて来たからとか言って。
1944年に北海道に強制連行されてきて45年に逃亡し、58年に見つけられるまで逃亡生活を続けた劉連仁さんなんか見つかったとき不法滞在者扱いでしょ。
劉連仁さんの13年間の逃亡生活って山中だからね。見つかったの山ん中の穴ぐらだよ。
負けず劣らず酷いよな。
それがあるから、平和教育すらも日本流の保守側に巻き取られて反動的な方に持って行かれがち、というのも正直思っています。
そういえば、その辺ネタにしてたタイムスリップネタを、秋田書店の『ホラーハウス』で誰かが書いてた気が・・・。
日本の場合、少なくとも靖国と各地の『護国神社』をぶっ潰すべきだし、さらにいえば明治期以降に作られた神社の大半(主に政府関連で作られらもの)も同様にぶっ潰すべきなんだろうけどなぁ・・・。
東京大空襲の犠牲者遺族が重慶の遺族たちとつながってたりとかはあったりするけど、正直な話、本邦の学校教育におけるいわゆる『平和教育』、中国戦線や東南アジア等でのやらかしほとんど触れないで、もっぱら戦争の労苦や空襲の悲惨さにばかりスコープしまくってる感ものすごいのよねぇ。
「はだしのゲン」にしても、原作コミックは日本側の加害等々にも踏み込んでるけど、映画の方はその辺稀薄だったし(『2』しか見てない、というのはあるのですが)。