ダイレクトな表現にならないよう婉曲にした結果わかりにくくなった好例()
https://x.com/gaidz__onlyold/status/1857974751253471466
リックは、彼女を養子として迎えるにあたりタードに診てもらっており、その際に彼女が虐待されていた可能性を告げられていました。服に隠れて見えないところに痕がたくさん付いていたのです。
何をされていたのかは想像するしかありませんでしたが、今回、彼女の口から「前は熱くて痛かった」「今はもう感じなくなった」と告げられ、その非道さに言葉を失いました。
この幼い子が火傷を感じなくなるほど……火傷を感じないようにしようと、体が判断しなければならないほど何度も、繰り返し火傷を負わされていたのか。それをおかしいと思うことも許されず、涙を流せばさらに酷い折檻を加えられる、そんな環境にいたのか――と。
あまりの痛ましさに胸が潰れそうになりながら、リックはミトスを優しく抱きしめる。というシーンでした。
ミトスはリックに引き取られる前、虐待されていました。それも生家ではなく、誘拐された上で虐待される日々を送っていたのです。
雨が降りしきる中命からがら逃げ出して、辿り着いたのがリックの家(の敷地にある林)だった。
という設定があります。
リックは夫妻の居場所を把握している(※ミトスを引き取る際に調べた)ので、ミトスが18になった時に明かしています。
ミトスはまず父に手紙を出し、十数年ぶりに実の親子で言葉が交わされました。
ミトスがその生を世界に捧ぐ前に、会うことができるのかどうか