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とある全授後のさざみと

ミトスは基本的に老若男女人獣分け隔てなく誰にでも優しい。
全てを受けとめ癒そうとするその姿は母や姉のようですが、みんなを、世界を大切にすることはできても、誰かひとりを特別に想うというのがよくわからないようです。

そんな彼女と共に旅をするサザントスもまた、愛というのがどんなものかわからないと言います。
概念として理解してはいるのです。例えば――少ない食料を、子に多く分け与える親。ただ幸せそうに寄り添い合う恋人たち。
そうした、相手を想う心を愛と呼ぶのだろうと理解はしていても…、まるで舞台上の出来事のようにどこまでも他人事で。自分が彼らのように誰かを想う姿を想像できないでいます。

「あなたがロンドを大切にしているのも愛だと思いますが…違うんです?」
「私はただ道を示し、整えただけだ。愛などではない」
「彼が迷いなく進めるように、間違っても堕ちないように…ですよね」
「………。」
「そうしてロンドを想うことができているんです、他の誰かに心を傾けることもきっとできると思いますよ」
「……想像がつかんな」
「ふふ。あなたが誰かに恋をしたり、守りたいって思う人ができたら、相談に乗りますし応援しますからね!」

好ましく思うのも守りたいと思うのもそなたなのだが、っていう気付け…!ってパターンと
ならば応援してもらおうか、で迫るパターンと
後々心が傾いてきた頃に「対象として見られていない…?」って気付いてアプローチかけ始めるパターンで

さざ→みとだけでもいろいろ考えられますね楽しい :ablobnwn:

さざ→ろんのびーえるに進む場合も
「な、なにか、何か私にできることありますか…!? あ、でもさすがに第三者がいろいろ頑張るのは野暮…? お祈り…? お祈りぐらいしかできない…!」
ってなるんで、みとはさざさんを応援するスタンス変わらない( ˘ω˘ )

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