君生き見てきたど
なるほど確かに駿の原液…
ストーリーやテーマはさておきひたすら美しい背景美術とアニメーション表現を2時間ドバドバ浴びる体験は素直に心地よかったなー
ハッキリと過去作オマージュとは言い切れなくとも、これまでの宮崎作品に通じるモチーフやオーバーラップする表現も多くて、確かに集大成的な作品だなと思った
しかし駿は鳥になんかしらの恨みでもあるんか!?というくらい出てくる鳥たちみんなクセ強くて生々しくてキモめのデザインなのが面白かった
でも屈強インコマンはなんやかんやでかわいくて好き…人間食うけど…
ペリカンたちも悪を成さねば生きられない状況に置かれながらも高潔たらんとする種の悲哀があって良かった
てか君生きバードさあ、ポスタービジュアルではなんかミステリアスで神秘的で「少年!」とか呼び掛けてきそうな雰囲気を醸しておいて、その正体があんな一人称オイラのガニ股薄らハゲオッサンだとか想像つかんわ!
それでも愛嬌があって最後にはちゃんと主人公との友情めいたものも感じられるようになるキャラデザはさすがだ
「母親」と女性(というかナツコさん)の描き方は時代背景や眞人父の人となりを鑑みてもまあまあキモ…とはなったが、その前提条件込みの意図的なキモさのような気もする いやどうかな…わかんない