風邪ひき猫
猫は体調が悪くなると隠れる(身を守るため)と言われるので5.4以降ウン百年ぶりに風邪をひいたラハが本能的にフラッと石の家からいなくなる話もいいかも。
依頼で出てるのかな~でも連絡も無しで珍しいな~なんて思ってたらいつまでも帰ってこない。不安に思ったひろしが探しまくってたら封印済みクリタワの外扉の近くの陰に丸くなってるのを見つけてびっくり。無意識にクリタワに身を隠したけど、もう端末じゃないから守ってもらえるわけでもなく、ただただ生命の無防備さと不安を抱えていたラハにひろしは何かを察する。
「……おまえ、向こうでも「そう」してたのか?」
「(高熱で朦朧)……? ……石たちのこえが、きこえな……」
「うーわ、すげぇ熱。大人がヤンチャするからだぞ。魔法の消費量抑えていかなくちゃな」
「……あれ、あんた……どうして……」
「ウンウン、それ前にもやったな、ほい、帰んぞ」
「かえる…………」
そんな感じで暗がりで息を潜めていた風邪不慣れ猫チャンを抱っこして連れ帰って欲しいな。