そうしたら今度は、大きいオットセイ？みたいなのが凄い勢いで奥からやってくる。こいつも自分より遠い距離にいる。
そいつは周囲を襲うために移動してる訳じゃなくて、さっきまで自分たちが居た崖の方へ向かっているみたい。でも、馬鹿でかいオットセイがちょっと躓いた様に一瞬立ち止まった。で、そいつの後ろに散り散りになって逃げてたはずの一人が何故か居て、急に止まったオットセイにぶつかった。今思うと何でそこに居るんだ、夢では何の疑問にも思わなかったけど！
で、オットセイが振り返って、そいつの左手首に顔を近付けて、すぐにまた前を向いて走り出した。その時私は「食われた」って思った。思っただけで、恐怖とかは無い。そのまままた走り出した。そうしたら急に女の人の声で「手がなくなった。手が無くなった。なんで。痛い」って小さい子供程度の語彙力で悲鳴が聞こえて、「あ、さっきの人か」って思った。その瞬間ちょっと怖くなった。
そのまま大きな道が通ってる場所に出て、道沿いに逃げた。
気が付いたら目が覚めて、最初の感想が「………いやこっっっわ！」
夢の時より覚めてからの方が怖いって感想になったけど、文字に起こすと全然怖くなくて不思議。