ところで、後で知ったんだけど、Adam & The Antsはマネージャーのマルコムマクラーレンにごっそりメンバー引き抜かれるという酷い目に遭っていた。マルコムマクラーレンはセックスピストルズを仕掛けた有名な音楽マネージャーなのだが、ごっそり引き抜いたメンバーで作ったのが「バウワウワウ」どこか似たところがあるのはそのせいだったんだと一人納得した記憶。

そんな裏切りにもめげず新メンバーで出したのがコレなんだけど、ポストパンクとニューロマンティックの狭間みたいで、私的にはニューロマンティックの先陣を行く大ヒットした次作以降より好き。music.apple.com/jp/album/dirk-

それにしても自分以外のメンバーを全員マネージャーに引き抜かれてって、実質自分だけクビにされたようなもんだよね。よく腐らなかったわ。アダもちゃん偉い!

ま、実際のところはわからんけど、バウワウワウもメジャーデビューしてジャングルビートで大成功したことを考えたら、もし引き抜きなく、そのままメジャーデビューしたらと思わないではない。
実際、”Dirk Wears White Sox"は初期のXTCやB-52sを思わせるような曲とか色んな可能性が秘められた興味深いアルバム

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さて、かつてのバンドメンバーで結成されたバウワウワウがデビューした同じ1980年にリリースされたのが「アダムの王国」"Kings Of the Wild Frontier"だけど、その一曲目とバウワウワウのデビュー曲"C30 C60 C90 Go!"を聴き比べてみましょうかね
先ずはBow Wow Wow
youtu.be/1KFrSXhXRzQ?si=QvSgKp

そしてアダもちゃん
youtu.be/fZjGmWpSnlA?si=c7pEq1

うわあスゲーと思いながら念のためタイトル"Dog Eat Dog"の意味を調べてみたら「食うか食われるか
」…なんかもう凄まじい怨念?。ただの偶然とは思えない。或いは、そんな裏読み狙いの戦略?何れにしても、Bow Wow Wowのデビューは意識してただろうな。

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