阿川佐和子さんのの味、「母の味、だいたい伝授」を読みました。
「アガワ家の危ない食卓」がお父さんの思い出なら、この「母の味、だいたい伝授はお母さんの思い出になるんですかね。
とても楽しく読みました。
コロナ禍での生活は頷ける事が多々ありましたし、日々の食事の事も大きく頷きながら読みました。
そして、分量も「だいたい」手順も「だいたい」でだいたいの料理は「だいたい」美味しく作れてしまいそうな所が好きです。
料理が上手でもなくても楽しくできそうな気がする本でした。
読んでいて作っている姿が浮かぶ描写は素敵。
そして、ことあるごとにでてくるお父さんとお母さんが言いそうな事。
本当に両親の事が好きだったんだなと思いました。
お母さんのリモート面会や葬儀の事にも触れています。
parapara