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戦争漫画を読む時に注意しないといけないこと 

今読んだ原爆の漫画とかはすごいなと思って(口の中が壊死するとか、それは一度調べてみないとだ)、

ただ注意しなきゃいけないことがあると思って、

まさに、漫画の中でアメリカ人が木に縛り付けられていた、その視点からも派生するんだけど

朝鮮人や中国人もいたはずで、彼らは弱い立場の人たちで、非常時にどんな扱いを受けたか、その想像力は現実の人間として持っておかないといけない。

つまり、【加害者としての視点】。

そこを主旨とするマンガじゃないとしても、事実として想定される、ということは読者が気をつけて心に刻まないといけないこと。

戸坂村の村人の手記では、「朝鮮人の火傷のひどいのの10人程度を畳にあげた」という旨が残ってるようだけど、オーラルヒストリーの信頼性はとても不安定なものなので、ここは専門家の解説があるといいんだけど。。あるのかな?

h-s-o.jp/hesaka/ja/s2/02.html

(というか、そもそも漫画はヒーローを絞ってインパクトは与えられても、フラットな目線で悪と正義を論じる形で育ったメディアじゃないので、ちょっと漫画の限界は感じるッスね。。)

戦争漫画を読む時に注意しないといけないこと2 

私は漫画で歴史史実を扱うことは肯定的な方で、なぜかというと日本政府が教育から消したがっているから(これは陰謀論でもなんでもない単なる事実)。
エンタメコンテンツだとしてもその足跡が残ることは貴重というスタンスです。

でもよくよく読むと「あ、これは〜、ヌルいんじゃないですか〜」みたいなことはよくあって、というか多分ヌルくしないと出版できない(はだしのゲンがどんな目にあっているかを見れば容易に想像がつく)のでヌルくなってて、うーーーーんって思うけどそれでも無いよりはマシだ!!読む側のリテラシーで補って読もう!!というのが主張です。

なので戦争マンガは本とセット、単品で終わらせるのはよそう、というのも主張です。きっかけ、入り口として入るならこれほどいいものはないと思うので。

でも、やっぱり教育っすよね。。エンタメコンテンツだとやっぱ限界はあると思うですね。マンガは「正しく伝える」ための構造として進化してないので。。
口承伝承とかが本来は良いのだと思うけど。

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