つかれたといいながら、千葉から東京までもどって、アーティゾン美術館のマリー・ローランサン展を見る。
年を取ったせいか、ローランサンの描線、色調がやけに心地よく感じられた。
むかしと比べて、自分のなかで評価が大きく上下した画家はけっこういて、前者の代表はセザンヌ、後者はダリとマティスである。
なお、いまもむかしも苦手なのはシャガール。見るたびに首をひねるのだが、理由がいまひとつわからないのであった。
ことしからアーティゾン美術館でも年間パスポートが発売されたのだが、ブリジストン美術館時代の、ふらりと二階へあがる感覚がなくなったのは残念。