〈引用〉
米人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)の広報担当者は、この日の量刑言い渡しについて、「強権的な」国安法が制定されてからいかに急速に、「香港の市民的自由と司法の独立が低落したか」を示しているとした。また、中国と香港の政府が「香港で民主主義を推進するためのコストを大幅に引き上げた」と付け加えた。
香港大学名誉教授のジョン・P・バーンズ氏は、親中国の政府が民主派と「決着をつける」ため、この裁判を利用したのではないかと述べた。
香港都会大学のステファン・オートマン准教授(政治学)は、今回の量刑が「国安法の下での政治的異論に対する処罰の厳しさの先例を作った」と述べた。
一方、活動家らは、今回の量刑言い渡しで中国政府が完全勝利したわけではまったくないと言う。
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香港の民主化運動リーダーらに量刑言い渡し 禁錮4~10年