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面白かった映画の話はかなりしてるけど、今年見て「なんやこれ」て思ったのは「シン・仮面ライダー」「X」「THE PLATFORM」あたりかなあ
シン・仮面ライダーはシン・ウルトラマンに続いて庵野秀明貯金があっても面白いと思えない作品だった
Xはグロいシーンは気合い入ってるけど思い入れのない人間が凄惨な死に方してもなんも感じないんだなぁという感想
THE PLATFORMはめっちゃおもしろそうな設定なのに「え？」ていう終わり方して肩透かしがすごかった
好きなシーンは冒頭の漁村の不衛生そうな雰囲気とか、草薙剣のシーンとか、夜の厳島神社での法要とかはこういうのアニメの良さだよな〜と思って見てた
盲目の人の世界の見え方とかもいい表現だなーと
でも「期待してた割に微妙だった」とかを超えて、期待してなくてもこれはかなりガッカリするとは思った…
歴史物としても雑だなと思うところが多いし、新しい音楽として出てくるのが現代の我々からするとすでにかなり昔の曲になってるボラプとかなのもどうなんだ…て思ったし、ていうか世阿弥とかのこともかなり雑な描かれ方じゃない…？て思ったし
なんかすごく不完全燃焼だった…
個人的にダメだった映画の話をすると「犬王」がかなりダメだった…めちゃくちゃ期待してたのに(関わってる人に好きな要素しかない)橋で出会ったシーン以降が「なんで！？」みたいな感じでどんどん失速していってびっくりした
予告でボヘミアンラプソディっぽいズンズンタの音を聞いて少し嫌な予感がしてたんだけどまさかボヘミアンラプソディを引用して「新しい！！」て言われるとは思わなかったというか…
個人的にゲド戦記のテルーの唄が2番目までいった時に「え！？2番も歌うんかい！？」て思ってかなり苦痛だった記憶があるんだけど、犬王はこれが3回ぐらいあるのでかなり短めの作品にも関わらず本気で頭抱えてしまった…
期待してたのと前半はかなり良かったのとで失速具合にもびっくりしたけど周囲では絶賛しか聞かなくてそれもキツくあったな…
褒めてる人に対していちいち反論したり水を差したりはもちろんしないんだけど、周囲との評価が違いすぎた作品の一つ