今更だけど、先日NHKプラスでパリオリンピックの開会式を見た。
なんか、見せたいものがありすぎて逆に一番見せたいものは何だったのか、すっかり分からなくなった感じだねぇ。
あと、歌とか踊りとか色々やっていたけど、セーヌ川の畔にいた人達には何をやっているのか殆ど分からなかったのでは?まぁ、現地の人達は選手達のパレードを見られれば、それで十分なのかもしれないけどさ。
ピアノを雨ざらしにしたり、燃やしたりしていたのも私には悪印象だった。
最後の聖火台が気球に吊るされていたのも狙い過ぎというか。やはり冬季の北京オリンピックでトーチをそのまま聖火台にした、あの衝撃には勝てないかと。北京大会の開会式自体はオーソドックスなものだったのも最後の聖火台の演出を際立たせたと思うんだよね、利休の朝顔のように。
なんだかなぁ。もうちょい粋なものにはできなかったのかねぇ。
それでも、東京オリンピックよりかはマシだったとは思うけどさ。