ミニバスで大学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが来るよーと言われていた日に、一人ひと際背が高くてごつい顔もいかつい兄ちゃんがいるのでびびっていたちびっ子だが、「いいぞ。もう一回やってみろ」「そうだ。それでいい」など褒めて伸ばしてくれるので最終的にゴリ～～とわりと受け入れられる。ちびっ子の頭を殴るわけにいかないので我慢する赤木先輩
桜木のおかげで、指導にバリエーションが生まれている
フォロー
その話を聞いた宮城が「ふーん。ダンナもずいぶん優しくなったもんすね」と片眉を上げるので、赤木は咄嗟にイラっとしたけど試案したあげく「宮城。お前はポカリとコーラどっちが好みだ」という。「え？ ポカリ？」「そうか。買ってこい。俺はコーラだ」と小銭を渡す。一瞬ぽかんとした宮城は小銭を受け取って、「ダンナ、こういうときは一緒に話しながら歩いていくもんすよ」と笑う
