テスカトリポカ感想
終盤まで暴力たっぷりで、最後は多少救いのあるラストでしっとり終わってよかった。
パブロ…生きててほしかった…。
目の前でガチ暴力を目撃して正気に戻ってコカインを辞める決意を固める矢鈴、一般人という感じでいい。
読み終わっても、この私好みのクライム小説が直木賞とれてるのすげぇなって思う。面白かった!
バルミロもテスカトリポカに会えてよかったね。
正直終盤末永が裏切ったの、バルミロとズッ友でいてほしかったからちょっと悲しかったけど、壊滅より利用したほうがよかっただろという言い分に対しては…それはそう!としかならない。資本主義に染まっちゃってるから…。
心臓ビジネスって生きてる人間のこと資本にしか見えなくなるからよくないね。それ以前の問題だけれども。