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『虎に翼』見てたら、2019年の朝ドラ『スカーレット』が見たくなって総集編見返してる。
一回異性愛と異性婚を挟むんだけど、そこから喜美子が父を失い、夫とも離婚して、家父長制をはなれて「女」ではなく「人(陶芸家)」になっていく様子がすごくよく描かれてる。

父も夫もいなくなったことで、自分が今日何をするか誰にも報告しなくていいと実感した喜美子の「一人も、ええなぁ」が実感籠もりすぎてて。
シングル女性の表象として、今見ても改めて心に残る

夫の八郎が「自分にとってずっと喜美子は陶芸家じゃなく女だった」と言う台詞もすごいし、徐々に陶芸にのめり込んでいく喜美子に「あんたに足りないのは金じゃなく信じる心だ」と言われて、八郎が芸術家として完敗するところが容赦なくて痺れる。
もし八郎が妻で喜美子が夫だったら「完璧」な夫婦だっただろうに

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