わたしは持病のせいもあって過去文芸作品読むのが得意じゃなかったから、映像作品見ることが多かった。

なかでも、『燃ゆる女の肖像』とか『ブックスマート』とかは特に好きだった。

両方ともレズビアン作品だけども、同時に物語世界の中心が恋愛性愛関係ではなく友情だったり（ブックスマート）、恋愛性愛以外の関係性もそれなりのウェイトを占めて描かれてたりした（燃ゆる女）。

あと、どうしてもラブロマンスという枠組みだと物語の形式的に「両思いになってセックスしてハッピーエンド」という分かりやすいゴールがあったほうが様になりやすいのではと思っており、ラブロマンス以外のジャンルで描かれるクィアな関係性も好きだった。

たとえば『オールドガード』とか『アトミックブロンド』とか（両方アクション映画）。

#Aスペクトラムとフィクション