わたしはベジタリアンやヴィーガンで、「完璧に動物性の製品を排除できなければ失格」だなんて言ってる人は見たことないけど、ヴィーガンをおちょくりたくて「これ食ってるけどいいのかよww」って絡んでくる人はわたしも遭ったし、よく見かける。
一般論として0か100かで考える人は多いけど、100できないなら10もやるべきじゃないっていうのはやはりおかしい。

「ヴィーガン」が異端で過激な層としてスティグマ化されているのも、「自分は無理」とみんなが考えがちな原因なのかな。
ベジタリアンの中には乳卵は食べるって人も、魚介は食べるって人もいて多様なんだけど、そういうことはぜんぜん広まらないよね

日本社会でベジタリアンやヴィーガンとして生きる難しさを、当事者なら当然知ってるとは思う。
ただ日常生活において動物性のものを食べたり使用したりするのであればそれはヴィーガンではないので、ことばのいい加減な使い方はせんほうがいいのでは？とは思う。
「ヴィーガン」ということばが独り歩きして、「ヴィーガン対応」って書いてあるのに実際は動物性のものが使われてるケースが出てきたりすると問題なので。

ヴィーガニズムってすなわち脱搾取なので、なかには「減らす」だけでは不十分で、ゼロにしなければ意味がないと思う人がいるのも分かる。この世にあっていい人権侵害なんてないように。
それでも、「完璧にできないならやるな」っていうベジタリアンやヴィーガンは今のとこ見ないけど