ラハぬい制作日記1日目(長いので折りたたみ)
とりあえず頭と体が作れるセット買ってきた。
ラハの目の色考えるのは面白かった。寒色系赤な気がしたけど暖色系のが好きなのでそっちで。ここらへん癖が出るなと思った。
初心者なので本に書いてあるやつ全部買うつもりでいたが、刺繍図案シート?というやつがなくて、代用で転写シートと水を使わずとも消えるペンを買ってきたのだが、これが間違いだった。
布地のソフトボアは普通の布ではなく毛足があるので、その長さが邪魔してうまく転写できない。ズレる。
仕方がないので下書きのつもりでバックステッチでラインを取ろうとするも、転写ペンがどんどん消えていく。描きながら縫ってを繰り返してボロボロになったところでようやく諦めがついた。こんなボロボロの線ではまともに刺繍できない。
近所にはその図案シート?が売ってないのでネットで買った。届くまで一旦休み
ラハぬい制作日記2日目(長いので折りたたみ)
刺繍図案シートが届くまで時間で体を作った。手足一体型の小さな布なのでそんなに時間はかからないはずだった。
ミシンなんてないので手縫い
毛足のない布の裏面に型紙転写すれば買ってしまった転写シートが使えるのでは?とやってみた。布が伸びるので慎重に。
バックステッチで縫うように書いていたのでそのように。でも布は伸びるし厚みがあるので針がまっすぐ入りづらい。ペンの線が消える前に、かつズレないよう慎重に。
なんとか縫い終わって裏返すと、股下が引き攣れてる。針をまっすぐ入れて縫えなかったんだろう。ぬいしろも見えている。辛い。
ぬいしろは糸を適切に引けなかったせいだけど、こんだけ慎重にやっても引き攣れるのか…綿入れたらマシになるんだろうか。伸びる生地だから糸を引きすぎてもよれるだろうし。
自分がここまで裁縫ができないとは思わなかったし、ここまで難しいものだとは思わなかった。金で解決したい
ラハぬい制作日記3日目(長いので折りたたみ)
刺繍など今回初挑戦のものは道具から買ったのでそこそこ初期投資がかかっている。私はケチなのでほんの少しでも回収したい。どうせダメ元なんだから布は再利用する、と糸を切ってやり直した。
諦めが悪いんだ!
と言うセリフが浮かんだが諦めが悪いのは推しであって私ではない。
ただただ悔しくて無心で糸を切って再度縫い直していた。糸を切った直後の写真がないのは前回のあまりにひどい裁縫の有様に愕然としていたからです。
で、縫いあがり。かなり糸をキツめに引いたので布がよれてる。でもおかげで糸が見えることはなくなった。こっちのがいい。多少のアレコレは服で見えなくなる
そう、服。どうしよう…
ひとまずラハの服を作るには3色の布と合皮2色(ベルト用)が必要。
Tシャツの型紙にちょっと描き足してラハっぽい作りにならないか試行錯誤。
なんとなく型紙を作る。ええい面倒だ!どうせ悩んだところで手本はないのだ。布切って縫ってみるしかないじゃんよ!
と言うことで週末ちょっと遠出して布とかを買い足す。接着シートも必要だ。ネックレスは刺繍にするかビーズにするか。洗濯考えたら刺繍かな…刺繍シートどこまでやれんのかな…
ラハぬい制作日記4日目(長いので折りたたみ)
買ってきた。色々。そしてとりあえず考えた通りに作ってみた。
デカかった。悲しい。
ワタを入れたら多少足が伸びるかも?(?)と思いやってみたら若干伸びた気がしたので(?)シャツの前みごろの上部にタックを入れて横幅を縮めてみたりした。ここはマフラーで隠れるからね。赤いジャケットの左右バランスがおかしい気がしたが、頭が入ったらまた印象が変わるかもしれない。これでダメなら作り直しだしね。ダメ元でね。
ビーズでネックレスつけたら一気にラハ感が来た!それまでは完全にDQの道具屋の衣装だった。トルコ帽子にパイプふかしてるおじいさんのやつ
マフラーはフェルトで作ろうと決めたが良い色がなかったので、家にあるあまりで素体に当てながら仮ぬい。(既にある服の上に被せるので今の型紙そのまま使えなくて、型紙切って縫って当ててみて修正して型紙に起こして布切って当ててみて…を繰り返していた。とても原始的)
ラハぬい制作日記5日目(長いので折りたたみ)
とうとう顔の刺繍まできた。
一番最初に取り掛かったのに道具が間違えてて今までかかってしまった。でももう大丈夫!道も刺繍シートもある!これは勝ち確!!
刺繍シートが半透明でなかったので結局転写がガタガタに。辛い
それでもボアの毛足を気にせず刺繍できるのマジで圧倒的にラクでした。刺繍シートなしのぬいの顔刺繍は考えられないくらい。
バックステッチで眉と二重線と目の縁取りをして一本どりでアイラインを書いていく。
とても綺麗。そして繊細。神経使うけど
んでも、推しの顔なので頑張ってかいてたんですが、どうにもこうにも大雑把な血が騒ぎまして。目の中の広い面は6本どりで一気に埋めました。雑。それでもなんとなくロングアンドショートステッチぽくやっていたら縫い目の模様が出てそれらしく見えできたのでまあ良いかと
グラデーションできるように濃いめの赤糸も買ったけど、初心者にはキツかったので一色で。
ガタガタにならない仕上がりを目指したので、技巧的なものは極力排しました。初めての刺繍なので引き際が肝心。
この後お湯につけてシートを溶かせば完成なんですが、口などを縫った糸の色が薄すぎる気がするので、もう一回刺繍糸見に行きます。一度で必要なもの全部買える賢い頭になりたい…
ラハぬい制作日記 使用した物など1(長いので折りたたみ)
備忘録として今回のぬい作りに使用したものと工夫したとこを書き出します。
何かの参考になれば幸いです…
《今回使用した教本》
・ぬいのお顔手刺繍LESSON(株式会社グラフィック社 平栗あずさ著)
・手作り推しぬいBOOK (同、平栗あずさ著)
初心者は本の通りに作るのだ。
ぬいの型紙は本によって形が違うので、好みの瞳(顔)がある本、の体が作れる本、の順で買いました。
この本顔が好みだけど体はネットに落ちてる型紙でいいや、はできません。頭と体ワンセットで買いましょう
《参考になった本、動画》
・ステッチをたのしむ刺繍レッスン(河出書房新社 神尾茉利著)
ぬいを作ってると知ったフレが貸してくれました。刺繍って自由!と気が楽に。色んなステッチが載ってて糸で模様描く際のアイデアが詰まってます。
・https://m.youtube.com/@tacute/videos
どの動画を見たのか忘れましたが、既存の型紙から新たな型紙を起こす方法を教えてくれます。前髪の作り方は必見。洋服も作れるのでオリジナル服を作りたいときの道標になってくれます
ラハぬい制作日記 使用した物など2(長いので折りたたみ)
《使用した材料》
肌…ソフトボア
服…カラーツイル、合皮、フェルトガーゼ(墨汁染め)
その他…綿、刺繍、刺繍シート、ビーズ、強粘着お名前布シール、アイロン圧着シール、裁縫上手(布ボンド)、アロンアルファ(瞬間接着剤)、グルーガン
教本にあった「ナイレックス」という布が見つからず、若干透け感も気になってた為カラーツイルを使いました。丈夫そうな織り目が冒険者感があって良きかな
肩当てやベルトは合皮。刺繍糸で縫い目を入れたら情報量が上がって良かった。
マフラーは、フェルトにするかツイルにするか悩んだ結果、ガーゼを墨汁染めしました。柔らかで風通しが良さそうな質感に合ってると思う(ちゃんとミョウバンで色止めした。3回染めくらい)
細かい模様は、100均のお名前シールをポスカで塗って染め切り貼りました。広範囲の部分はアイロン圧着シールを同様にして貼りました(なお、大昔に買ったアイロン圧着シートは劣化してて結局ボンドで貼り付けました。布ものも劣化するんだね…)
最初刺繍糸で縫って出そうとしたんですが、布がひきつれて模様がうまく出なかったりヨレたり大変でした。切るのと貼り付け位置決めるのは大変だけどこっちの方が形は綺麗。
(続く)
ラハぬい制作日記 使用した物など3(長いので折りたたみ)
合皮の貼り付けは瞬間接着剤が楽でした。折れ曲がりにくい素材なので布用ボンドは向かない
三つ編みと耳はソフトボア同士の貼り合わせですが、前髪はソフトボアとフェルトを貼り合わせました。
硬さがあるので形が出しやすく、接着もしやすく、切りっぱなしでも毛がボロボロ出ない始末もしやすいのでフェルト×ソフトボアはかなりおすすめです。
ぬい用として売ってるソフトボア赤と100均で売ってる5色入りの折り紙大のフェルトの赤は色も同じでした。奇跡!
ボア同士だと柔らかい仕上がりになるので、そういう手触りが欲しいときはボア同士がいいかも
あ、あとチャコペンは水で消えるタイプがいい!自然に消えるタイプは30分保ちません!
そんな感じです。
初めは線の通りに縫うのもままならなくて愕然としましたが、なんとか形になって良かった…
ラハぬい制作日記8日目
グルーガンでくっつけて、その他諸々くっつけて完成!
ラハできたよー!!ママー!!!