裁判を傍聴してた小野さんが
顕洙の弟にどうぞお静かに、お兄さんが更に苦しむことになると韓国語で呼びかけた場面は彼女が勇気を振り絞った見せ場だったが、これは最初は小野さんが朝鮮ルーツの人で同胞のために取った行動かと思ってた。でもそうではなく間に立つ者としてどうしたらという思いがさせたことなのだと思うと、小野さんという人の見え方がどんどん変わっていって興味深い。
彼女って重要な人物じゃないかと思う。世の中って差別者と被差別者だけでなく、彼女同様、その間にあってどうすべきかと思ってる人がかなりのボリューム層のはずだから。