4日前、 :twitter::x_twitter: ) の方で某弁護士の がTLに流れてきた。
この人は何が言いたいんだろうとツイートを遡って考えてみた。

以下、ツイートの一部を引用↓

・弁護士会でも手話通訳不要論を主張しています。AIによる自動字幕で十分。

・そうしたハンディキャッパーたちにどれだけのコストを払うのが適正かという視点は社会政策として必要。

・手話の言語としての進歩と洗練を考えるとやはり文学も詩も日記もない手話は劣る言語ではないのかな。

・機能的にも表現力の次元でも劣る言語だと思う。時制や動詞の活用や主語の入れ替え、比喩の伝え方等について想像がつかない。

この人は何が言いたいんだろう(白目)



一人の として言いたい。

は、日本語とは完全に異なる一つの言語として存在している。
文法もきちんとあるし、過去形も未来形も現在進行形も全てある。

科学の話もできるし、文学も、詩も、日記もちゃんとある。
日本語を文字として書いて残すように、手話をビデオで撮って動画として残す(これがメモになる)

そして私は、日本手話で生活している一人。
買い物で店の人と交渉する時も、仕事でも、独り言も日本手話で話している。

日本語と日本手話のどちらが理解できるかと聞かれたら、断然日本手話。
手話通訳は、生活でも仕事でも必須。

日本語より劣った言語ってなんだろう。
あらゆる言語に優劣なんてないというのが学術的な常識なのにな。

悔しいと思う一方で、もしかしたら某弁護士以外にも

「手話は日本語より劣っている、ただの手真似だ」

という認識をもっている人が社会の中にまだまだいるのではないかと感じる。

ウーン、私も未来の ろう者のために粛々と頑張ろう。
今の社会をそのまま、次の世代に渡すわけにはいかんな…。



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