スタレはきだすやつ(ver2.2)(ドリームリーフとかいう本当のピノコニーのはなし)
本当のピノコニー=流刑の地、に行くためには「夢境で死ぬこと」が必要で、でも夢境ではなかなか死ねなくて、だからアベンチュリンは黄泉の虚無ソードを活用しようと思いついた。
サンデーに調和の呪いかけられてタイムアタックしてたとはいえ彼曰く「すこぶる順調」な死の演出舞台が整っていた、らしい。実際めちゃくちゃ大がかりな舞台を設定して、ピノコニーに集まっていた衆目を余さず浴びながら華々しく死んだ。ファミリーは「夢の地ピノコニーにおいて死はありえない」を謳っていて、それが覆された今、人々のファミリーへの不信は免れない。こうしてカンパニーはファミリーの弱みを握り、ピノコニー奪還の交渉への一歩を踏み出すことに成功した(立て直すならカンパニーは力を貸すよ、そのかわり宴の星の運営方法にも口を出させてね、とでも言うつもりなんだろう)。
…いや、ここまでしなきゃいけないのか!?!?!?とは正直思ってた。生きて帰れるかも分からない未知すぎる「夢境での死」をカンパニーの高級幹部にさせるの!?!?ハイリスクローリターンすぎない????とか思ってたのよ。
スタレはきだすやつ(ver2.2)(ドリームリーフとアベンチュリン)
アベンチュリンは虚無ソードに斬られたので虚無のブラックホールの海みたいなところで黄泉とやんややんや言い合ってるんだけど、その後流刑の地にちゃんと行けたのかな。その描写無かったけど。
次の登場したのがアルジェンティ曰くの「状態がよろしくない」発言、そのあとはもうホテルレバリー(現実)で目覚めたシーンで、「は?????」しかない。いや無事だったのはよかったんだけど。よかったんだけどもさ!!!!!結局死んだけど本当のピノコニーには行かずに現実に帰ってきたの?それとも本当のピノコニーで目覚めるためにもう一踏ん張りしたの??そこの掘り下げはないんだ、あんなに2.1で尺割いてたのに?????
スタレはきだすやつ(ver2.2)(ドリームリーフとアベンチュリン2)
あと、アベンチュリンが同僚から基石を借り受け、殺されても存護の力が働くよう自らの基石を怪しまれず持ち歩くために砕くまでして身につけ、そこまで知恵を絞って頑張って頑張ってようやく死ねたというのに、その死んだ先に待っている「本当のピノコニー=ドリームリーフ」に開拓者たちはギャラガーの手引きでいとも簡単に到達し、なんならミーシャは毎日そこに帰ってきていて(ネムリに送り迎えしてもらってる)、死んだからロビンももちろん到達していて、サンデーは実質的な支配者だから簡単に到達してて、……ってな具合で他の人たちがアッサリたどり着いてるっていうのがね、なんかね、アベンチュリン不憫すぎんかって思ってしまった
あとドリームリーフの人たちのほうが穏やかというか、夢の地からはじき出された人たちの掃きだめのはずなのにそこに住んでいる人たちのほうが人間味のある思考と生活をしていて、夢の地の限界というか闇というか、サンデーの目指す世界が間違っていることの裏付けというか、そういうものを感じたわね
スタレはきだすやつ(ver2.2)(調和開拓者爆誕のはなし)
エモくない!?!?エモエモのエモ!!!!!
こういう「精神を受け継ぐ」みたいなのだいっすき!!!!!その象徴であるハットをもらい受けて調和開拓者が爆誕する展開アツすぎる!!!!!!!
「開拓の精神」がアムンゼン→グラハム→ミハイル→穹くん、と脈々と受け継がれたことを明かされてもう興奮がとまんないよね
ミーシャ=ミハイルはずっとそうだろうなと思ってたから「やっぱりな!」て感じだけど、まさかすでに逝ってるおじいちゃんミハイルが継承のために大事に抱えてた夢の泡から抜け出してた霊体(?)だとは思わんかったw 列車がピノコニーに到着した音を聴いて我慢出来ずに飛び出したってことはそれくらい彼が開拓の精神を強く持っていて、歪んできたピノコニーを立て直すために列車を途中下車したとはいえ開拓に並々ならぬ憧れを抱き続けてたってことなんだよね。
それから、「ミーシャ」が「現実」には存在しえないものであるからこそ、開拓者一行がピノコニーに降り立ったその瞬間からもうそこは「現実」ではなかった(エナが支配空間を広げていて呑み込まれていた)ことがわかるという、伏線の張り方もスゲー!となった こういうの大好き
@kurehaaaaan 「どこからがサンデーの見せた夢だったか」はまだ明確にされてないんですが、一応こう考えると自然に辻褄が合うなあって考え方がいくつかあるみたいで、そのうちのひとつに「ピノコニー跳躍ムービーからすでに夢の中だった」説というのがあります🙄
つまりプレイヤーが見てきた2.0〜2.2の一度目のサンデー戦までの出来事は、n回目(恐らく二回目)の出来事であり、一回目の出来事をある程度なぞった夢である、ということです。
一回目のサンデー戦では開拓派閥が負け、サンデーの見せる夢を見ることになった。この一回目のピノコニーの冒険では、恐らく丹恒くんも列車から降りて開拓者に同行し、サンデー戦でも戦闘に加わっていた。が、その場合ブートヒルとの接触イベントが発生しない。丹恒くんとブートヒルが接触しないので、サンデーに対抗するにあたり結盟玉兆を使用するという選択肢がそもそも発生しない。結果サンデー戦で敗北。ここまでが一回目の開拓の出来事。
ではもし丹恒くんが列車に残っていたとしたら?
丹恒くんとブートヒルが接触し、結盟玉兆の使用が選択肢にあがる→結盟玉兆を使っていた場合はサンデーに勝利していた可能性がある。
こうした開拓者の思考をサンデーが読み取り、サンデーに勝ったエンドの夢を見せていた。