鰯と柊 :netabare: 例のとこ書き起こし 

「いっそのこと殺しちまった方がいいんじゃねぇかって思っちまってな」
こんなこと目の前で男2人に言われんのこわすぎやん

「ゆゆの口からそんなこと聞くとは思わなかったな」

「巻き込んじまって悪ぃがお前の意見を聞かせてくれ」

「えぇと、彼女は父親がこの教団によって脅かされたと思っていて、その責が教祖様の...すいにあると思って襲ってきたんだよな?」

「あぁらしいな、そりゃこの教団で起きたことだ。その矛先が全部アイツに向くのだっておかしなことじゃない」

「それは...そうだ 教祖だからな
拘束しておいたっていいとは思うがそれはそれで、それはそれでだよなぁ...そこを危惧してくれてるんだろ?」

「あぁ...今殺さないなら縄はほどくか、その辺の山にほっぽっとくか、するけど...」

「そうか、拘束し続けるって選択肢はないんだな?」

「ない」

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鰯と柊 :netabare: 例のとこ書き起こし 

「離して...襲われるかもしれないけど...いや...教祖に言ったところで話せばわかるとか言いそうだしなぁ...」

「だろ?だからお前に話を持ちかけてるんだ」

「わかってるよ...
探られること自体については黙認していたけど、教祖、錐に被害が及ぶのであれば、見過ごしてはおけない ヤマニ...ハナスワケニハ...イカナイカナァ...

山に離したってずっとそこに留まってくれるわけじゃないし子供たちに危害が及ぶことになったらと思うと...それこそ錐の望むところじゃない」

「ああ、そうだな...」

鰯と柊 :netabare: 例のとこ書き起こし 

「そのまま、自分の父親が、罪人であるということを受け入れて、自分はそうでないよう暮らしてくれたら済む話だったのに…

…でも、そうできなかったんだから仕方がないよな…。

錐はさ、このあとも、苦しむ人間たちを導いて、悪い人たちを、粛清、しないといけないんだよ
錐がここでいなくなるわけにはいかない。

ゆゆが、殺してしまうことも選択肢にいれたってことは、うちにとって必要なこと、ってことだよな?」

「…まぁ、そうだな」

「そうだ…大局的な目で見れば必要なこと...。(悪とされる加害者以外の人間を殺すことへ葛藤しているけど腑に落としている)

…俺は、消してしまうのがいいんじゃないかと思う」

「そうか、わかった…お前が同じ意見で、なんか安心した 悪いなこんなことに付き合わせて」

「いや、俺も安心した。錐のことを思ってるのが俺だけじゃないってわかって」

鰯と柊 :netabare: 例のとこ書き起こし 

「…それで、実行はどうするつもりだ?」

「あぁ…俺がやるけど(ナイフスッ)」

「おぉ!キマッてんねぇお前も!!!!!(突然のPL)ゆゆが初めてなら初めてじゃない俺が請け負うよという気持ちですが…
…任せて貰えるなら俺が」

「まぁ、別に…」

「これは必要なことだから。必要なことだから…俺にやらせてほしい」

「あぁ別に…お前がいいなら、いいけど」

「じゃあ外で待っていてくれるか」

「いや、ここで待つよ」

「わかった お前がそれでいいなら」

「おう」

何度も言うけど、このやりとり目の前でやられるの怖すぎ

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