舞台となる「ロードハウス」で連日連夜暴力沙汰が起きて用心棒が必要になる、という驚異の治安の悪さもコメディといえばコメディ。
序盤の脚本はそこそこ良かったし、ダニエラ・メルヒオールは顎がとがった、すごく映画向きの顔をしたヒロイン。コナー・マクレガーは終始、本筋と関係があるような無いような災害として絡んでくる。
ただ、両ヒロインとの会話がしゃらくさいし、西部劇の定型に言及するセリフも鬱陶しい。
格闘のスタントは多分マクレガーが指導しているのだと思うし、身体のすごく近いところに置いたカメラで拳のふり抜きに追随するところとかもチャレンジなんだと思うが、自分はいい部分を探すことができなかった。