『差別はたいてい悪意のない人がする』キム・ジヘ
面白かったし今こういうタイミングで読むことができてよかったなと思う。やっぱり本もご縁ってあるよね。韓国の話だが全然他人事じゃないし日本に置き換えても全然成立する話だと思う。そのこと自体が恥ずべきことではあるけど。韓国社会の救いはこういう本が出版されてヒットしてることなんじゃないかなと感じる。タイトルにある通り、差別って悪意のある人だけじゃなく悪意のない人によっても行われるしそれが故に厄介なんだと思う。当事者性をどこまで持てるのか、そこが大事。差別されることには敏感でも差別することには鈍感なのが人間だ。
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