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読了 M・W・クレイヴン/ストーンサークルの殺人 

いつぞやのKindleセールで安くなっていて、「ワシントン・ポー シリーズ」となっていたので気になった作品。
「ポー」という名前には条件反射で飛び付いてしまう​:blobcatfacepalm2:
イギリス作家、イギリス舞台の作品なのにファーストネームがワシントンというのも気になった。

題名の通り、ストーンサークルで焼死体が発見されることから事件は転がっていく。
中盤までには犯人のあたりを付けやすかったけど納得出来ない部分が多い。
しかし後半から物語はゴロンゴロンと転がり始め、あー!そういう因縁が…と納得できる事実がどんどん出てくる。

ラストスパートは主人公である「ワシントン・ポー」の出自や謎のファーストネームの由来なども分かってきて、色々なものに対して歯痒い思いや怒りが湧いてくるほど。
最後までしっかりした結論は出ていないものの、良い希望がひとつ残されたのは読んでいる側、感情移入している側としては良かった。

シリーズというだけあってセール中に他にも買っているので、続編がとても楽しみ。
ポー、イギリス舞台というだけでロクに考えず買った作品だったけど大当たりだった!

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