障害者雇用の就活のこと
いろいろひと段落したので言うんだけど。
障害者雇用の就活、めちゃめちゃしんどかった……。
これまで一般就労でそこそこ転職回数もあるんだけど、今まででいちばんきつかった。
受けても受けても受からないのはまあいいとして(よくないけど)、なぜ受からないか、あるいはなぜ受かったかの手応えがさっぱりわからない。書類通過しても、どの企業もどの企業も、面接では決まりきったことを一問一答で聞いてくるだけで人間と話してる感覚がない。志望動機、職務経歴、障害の種類と特性、配慮事項。以上。追加質問もなし。1社ならともかくほとんどの企業が不気味なほど共通していた。自分のどこがだめだったかもどういう人を欲しがっているのかもさっぱり見えない。
たぶん精神の手帳を持っている時点で最初から通さないと決まっているんだろうな、“精神障害者を排除していない”という体裁を整えるためだけに面接させられているんだろうな、と思わざるをえなかった。いずれにせよどこの企業も障害者というものに理解がありそうにはまるで見えなかった。仕方なくやってる感が滲み出てた。
実際法定雇用率のために仕方なくやってるんだろうし。精神障害者ばっかり増えてるからさばくのが大変なんだろうし。
障害者雇用の就活のこと4
でもほんとうに精神障害者で障害者雇用ってどうやったら受かるのかさっぱりわからない
前職はいろんなタイミングとかでたまたま受かったけど(そしてそこでの扱いも差別的ですぐ無理になってしまったけど)まともに正面から受けても無理なのではと今回思ってしまった
人間として見られてない感じがすごくした
障害者雇用の就活のこと5
実際に精神障害者保健福祉手帳の取得者は年々増えている(データとかは厚労省あたりの統計を見てくれ)
精神障害者の増加に押されて企業が精神も採るようになってきてる、という意味のことをハローワークの人からも聞いた
良い意味には取れないよね ほんとうは身体障害者がほしいけど精神障害の応募者の母数が多いから仕方なく精神も採ってるってこと……
元々企業の「障害者」イメージが身体しかなく、精神の増加に価値観や仕組みが追いついてない