障害者雇用の就活のこと
いろいろひと段落したので言うんだけど。
障害者雇用の就活、めちゃめちゃしんどかった……。
これまで一般就労でそこそこ転職回数もあるんだけど、今まででいちばんきつかった。
受けても受けても受からないのはまあいいとして(よくないけど)、なぜ受からないか、あるいはなぜ受かったかの手応えがさっぱりわからない。書類通過しても、どの企業もどの企業も、面接では決まりきったことを一問一答で聞いてくるだけで人間と話してる感覚がない。志望動機、職務経歴、障害の種類と特性、配慮事項。以上。追加質問もなし。1社ならともかくほとんどの企業が不気味なほど共通していた。自分のどこがだめだったかもどういう人を欲しがっているのかもさっぱり見えない。
たぶん精神の手帳を持っている時点で最初から通さないと決まっているんだろうな、“精神障害者を排除していない”という体裁を整えるためだけに面接させられているんだろうな、と思わざるをえなかった。いずれにせよどこの企業も障害者というものに理解がありそうにはまるで見えなかった。仕方なくやってる感が滲み出てた。
実際法定雇用率のために仕方なくやってるんだろうし。精神障害者ばっかり増えてるからさばくのが大変なんだろうし。
障害者雇用の就活のこと2
結局嫌になって一般雇用のパートをクローズで受けたら1発で受かった。
それも余計こたえた。雇用形態(パート)や時給はほとんど同じなのに、障害を開示するかしないかだけでこれほど変わるのかと。
生きていくための手段として手帳を取って障害者雇用を目指したけど、逆に大変でほとほと疲れ果ててしまった。
なんのための障害者雇用なのか。障害者雇用という名の精神障害者差別ではないのか。歪んでいるし捻れている。