思い出した手当ての段を見てのふたりの話(利土井)
映画の「お兄ちゃん」呼びを見て、このふたりのこと何も知らないながら「利吉くんにとってもまた土井先生は他の生徒とは少し違った視点で大きな存在なんだろうな」と思ってその時点で利→土井の何かしらの感情の存在は感じ取ったんですけど、
思い出した手当ての段を見て、あのときの土井先生にとっても自分を慕ってくれて、「弟」のような存在であると同時に今振り返ってみれば「生徒第一号」のような存在にもなった利吉くんがいてくれたことはあの頃の土井先生にとっても光のひとつになったかもしれないよなーと勝手に思って…
たくさんのものを失いながらここに辿り着いた土井先生が、自分を素直に慕ってくれ、「与える」ことで喜んでくれる存在がいてくれたのは、「助け、与えてくれた」山田先生たちとはまた違う救いになったんじゃないかなとか
利吉くんに教えて利吉くんが喜んでくれた経験は、「教師・土井先生」としての自信や心の支えになっていた時期があったんじゃないかなとか
というかそもそも利吉くんの存在が土井先生の教師という道の可能性を開いてくれたのか…って今確認のためにしぶ百科事典読んでハッとしたんですけど
土井先生にとって利吉くんって「始まりの場所」で、そういう意味での感謝や情、思いも持ってるのかもなあ