逆転検事2のラストの御剣の話
御剣はどう考えて再び検事の道を行くことを決めるのか、ということがずっと気になっていたんだけど、「検事として罪を裁く」のか、「弁護士として人を救う」のか……その二元論じゃなくて第三の答え「検事として人を救う」に至ったのが、カーーーーーッッ!!!!!!!なるほどなーーー!!!!!!!!!!!!になった
御剣らしい答えだし、そこに至ったのも御剣自身の経験と御剣という男の性格や性質があってこそ
御剣はあのとき成歩堂に弁護されて、真実を知って、それで救われたけど…それまでの御剣はそうじゃなかった そしてそんな出会いがないままの人もきっと沢山いる 御剣はたまたま幼少期に出会い、時が立ってあのとき手を差し伸べてきたとりわけ諦めの悪い男がいただけで
法の矛盾、法によって救われなかった人たち… 「法と戦う」は確かに父親とも成歩堂とも違う選択、天才検事御剣怜侍だからこそ、そしてとんでもなく諦めの悪い御剣怜侍という男だからこそできること
とんでもなく壮大なものと戦う覚悟を決めた御剣怜侍よ〜〜〜ハ〜〜〜好きですねえ!!!!!!!!!!それが検事・御剣怜侍の生きる道!!!!!!!!!!
いやー、ほんと、御剣怜侍の物語らしい頭のいいシナリオだった!!!!!
逆転検事2のラストの御剣の話
DL-6号事件のこと…あのときの成歩堂の弁護のこと……私は逆転裁判1の4話のシナリオがめちゃくちゃ好きだけど、あれは奇跡のように繋がって、真実が法廷のもとに暴かれてハッピーエンドの美談になれただけで、そうなれない物語もたくさんある
自分は救われて今ここにいるが、そうなれなかった人たちのこと、自分もそうなれなかったかもしれないこと、そうなってしまう今の社会や法律のこと… それに目を向けて正そうと戦うことを選ぶのがすごい御剣怜侍らしいっていうか……
御剣ってやっぱりすごい検事だよ