ヴ愛のチェズモクの話
「あなたが私を追ってきたのは催眠のせい」なんてわざとらしく露悪ぶってモクマさんに投げかけたのも、「私(=チェズレイの母)の人生はなんだったのかしら」とモクマさんに問いかけ「子どもという枷にも苦しみ…」という言い方をしたのも、現時点の私の解釈ではモクマさんへのチェズレイなりの甘えなのかな、と感じている
人の心を読むことに長け、わざわざ言わなくても人が考えてることは大抵手に取るように分かったであろうチェズレイ 一人でなんでもどうにかしてきたチェズレイ それがチェズレイの武器だった
そういうチェズレイがモクマさんの心理を読み間違えた直後だから、っていうのもあるかもしれないけど、→
ヴ愛のチェズモクの話
チェズレイはあえて「モクマさんの答えを、モクマさんの言葉で聞きたがった」。それこそがチェズレイのモクマさんへの甘え方であり、モクマさんへの寄りかかり方なのかな、と感じたりなどしている 山小屋の会話はチェズレイはモクマさんの答えが予測できたかもしれないけどあえて確かめるように、モクマさんの言葉で聞きたいと願ったのかなって ラストのチェズレイの母親の話は、チェズレイが持ってない答えをモクマさんに託した、チェズレイなりに長年持ってきた答えを覆してくれるかもしれない存在として、モクマさんがどう言うのか、答えを予測しないまっさらな状態で聞いたのかもしれない というイメージが今のところある 私の中で
…ここまで書いてて思ったんだけど、冒頭の「あなたの口から語ってくださることであれば、いつでも、いくらでも」っていう…それが着地点なのかもしれない 一周回って!