さいおんじとらのすけくん
未来のほうのアフターなんとかをこれから読むので、そうしたらまた床に引っくり返っていると思うのですが、現代さいおんじとらのすけくん(もしかしたら現代エンドとはまた別のさいおんじとらのすけくんの可能性がある)の巻き返しがとんでもないので、今は2010が強い……
荒廃した世界の彼が魅力的に見えるのは当たり前で、何故なら元々の性質と、情勢に適応して生きている、つまり世の中に向いていたからなのだけど、そういう(要素を持った)さいおんじとらのすけくんが、平和な世にも馴染もうとしている(それも無理や我慢はせずに、彼のできる範囲で)姿が、よかったなと、思った……
しかも現代で立ちはだかるのが、親の反対は当然として、家柄の違い(財閥令嬢と、元気なご職業の跡取りに据えられようとしている元問題児)なところがとても読み応え(やんわりとした表現)があり……