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なぜ〈先生〉はこのような、一見意味のなさそうなことを遠回しにやらせているのか、考えてみたけれど、もしかしたら彼には何かを大きく変えることができないのでは、と思った、なぜならこの世界は撫子さんのものだから(違ったら恥ずかしい)
先生がやっているのは、撫子さんの日々に刺激を与えることと、彼女と周囲の情報を得ることで、会話はできるけれど教師の立場から離れた強要はできていない用に見える
(何なら今のところ彼が校舎の外にいる姿も見たことはないけれども……?)
無理に何かを動かそうとすると、撫子さんの精神に支障を来すのかなあ(でもビショップ氏の「ここだけ数値がおかしい」みたいな発言と矛盾するかも)
撫子さんは常に人々には見えない姿で荒廃した世界に存在しているのでは……だから時折視界がぶれるのかな、とか