「僕、妖怪側の人間なんで」わかる 非常に

まさに西洋的近代化や戦争を経て、生産的な労働者・兵隊になれる者とそうでない者に人間が分けられたとき、非生産的とされた側の人々すべてを背負う象徴が妖怪であるように思える

一度は排除した妖怪を今度は搾取するために再び秩序のなかに包摂し、彼らから掠め取ったものをカンフルとして兵隊や企業戦士を無限に働かせようとするのが今作の黒幕なわけで

単純な生産者vs非生産者の二項対立ではなく、本当の搾取側はもう一段上にいて、そこから搾取されているという意味では生産者も非生産者も同じ被害者の立場(だからそこを分断するのは意味がない)という構造なんだなあ プロレタリア文学じゃん

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